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田川 雅人*; 十河 千恵*; 横田 久美子*; 鉢上 隼介; 吉越 章隆; 寺岡 有殿
Japanese Journal of Applied Physics, 44(12), p.8300 - 8304, 2005/12
被引用回数:5 パーセンタイル:21.78(Physics, Applied)神戸大学が持つ酸素原子ビーム装置を用いてSi(001)基板上に室温で作製したシリコン酸化膜をSPring-8の原研軟X線ビームラインで光電子分光解析した。酸素原子ビームで作製したシリコン酸化膜では通常の熱酸化膜に比べてサブオキサイドが少ないことが明らかになった。
松下 智裕*; 安居院 あかね; 吉越 章隆
Europhysics Letters, 65(2), p.207 - 213, 2004/01
被引用回数:31 パーセンタイル:76.56(Physics, Multidisciplinary)一般に光電子ホログラムから3次元的な原子配列を再構成する方法としてフーリエ変換を中心とした計算法が用いられてきた。しかし現実的には原子で散乱された電子波は理想的なs波ではないために単純なフーリエ変換で3次元空間を再構成するのは難しい。われわれはフーリエ変換を用いずに原子の立体配列を再構成するアルゴリズム(scattering pattern matrix)を見いだした。単一エネルギーのホログラムからでも再構成が可能である。
立川 圓造*; 星 三千男; 荒殿 保幸; 橋本 和幸
原子炉水化学ハンドブック, p.57 - 66, 2000/12
原子炉冷却系の水化学管理が発電プラントの安全性と信頼性を確保するうえできわめて重要な技術である。本ハンドブックは原子炉水化学の分野における今日までの我が国のみならず世界の知識と経験を基礎データを含めてまとめたものである。これらの土台となる放射性核種の生成・崩壊,挙動など放射化学の基本的な知識を解説した。
T.Kandler*; Th.Stoehlker*; P.H.Mokler*; C.Kozhuharov*; H.Geissel*; C.Scheidenberger*; P.Rymuza*; Z.Stachura*; A.Warczak*; R.W.Dunford*; et al.
Z. Phys., D, 35, p.15 - 18, 1995/00
Uを110-140MeV/uで炭素原子に衝突させた際の、炭素からUのM殻上への輻射電子捕獲について、放出光子の角度分布を測定した。その結果、角度分布のピークが90°より前方で生じることが確認された。実験結果は相対論を考慮した理論計算の結果と良く一致しており、理論計算からは、放出光子の角度分布の非対称性がUのM(3s/2)状態への輻射電子捕獲に大きく依存することが示されている。市原、白井、Eichler[Phys.Rev.A49,1875(1994);A51,3027(1995)]の計算に基づく実験がドイツ重イオン科学研究所(GSI)で行われ、実験結果を共同で解析した。
Th.Stoehlker*; H.Geissel*; H.Irnich*; T.Kandler*; C.Kozhuharov*; P.H.Mokler*; G.Muenzenberg*; F.Nickel*; C.Scheidenberger*; T.Suzuki*; et al.
Physical Review Letters, 73(26), p.3520 - 3523, 1994/12
被引用回数:38 パーセンタイル:84.39(Physics, Multidisciplinary)Uを89MeV/uで炭素原子に衝突させた際の、炭素からUのL-殻(j=1/2、3/2)上への輻射電子捕獲について、放出光子の角度分布を測定した。j=3/2状態への輻射電子捕獲については、角度分布のピークが90°より後方に現れることが見出され、相対論を考慮した理論計算の結果と良く一致することが確認された。同時に、高Z価重イオンに対する輻射電子捕獲については、光子の角度分布が非相対論的計算から導かれるsin則に従わないことが明らかにされた。市原、白井、Eichler[Phys.Rev.A49,1875(1994)]の計算に基づく実験がドイツ重イオン科学研究所(GSI)で行われ、実験結果を共同で解析した。
小倉 浩一; 柴田 猛順
Journal of the Physical Society of Japan, 63(3), p.834 - 838, 1994/03
被引用回数:2 パーセンタイル:46.01(Physics, Multidisciplinary)電子ビーム加熱蒸発により生成したガドリニウム原子ビーム中の原子の準安定準位密度を共鳴光イオン化を用いて測定した。準安定準位密度はボルツマン分布をしており原子励起温度を決めることができた。原子励起温度は蒸発面温度よりもはるかに低く、原子ビームの並進温度と非常に近かった。これは、蒸発面近傍で蒸発原子が真空中へ膨張冷却するとき原子の運動エネルギーのエネルギー交換速度が速いことを示していると考えられる。
加藤 金治
Fresenius'Z.Anal.Chem., (326), p.525 - 527, 1987/00
水溶性有機溶媒(アセトン、メタノール、エタノール及び2-プロパノール)のSiの原子吸収シグナルに及ぼす効果を調べ、50%(v/v)エタノール溶液の増感効果と標準添加検査法を用いたNO-CHフレーム原子吸光分析法によるアルミニウム及びアルミニウム合金中の低含量Siの迅速(非分離、直接)低量法を開発した。50%(v/v)エタノール溶液中のSi感度は2.2g/ml/%abs.で、水溶液中に比べ2.1倍の増感を得た。アルミニウム及びアルミニウム合金標準試料中の0.05-0.3%Siを相対標準偏差1.2-5.1%で良好に定量できた。
工藤 博司
Hot Atom Chemistry, p.501 - 511, 1984/00
ホットアトム化学の知識および実験法は、核融合炉研究開発の分野にも応用されている。プラズマー壁相互作用の研究並びにトリチウム増殖ブランケットの開発に関連したホットアトム化学研究の最近の成果を、総説としてまとめた。
工藤 博司; 田中 吉左右; 天野 恕
Journal of Inorganic and Nuclear Chemistry, 40(3), p.363 - 367, 1978/03
被引用回数:42核融合ブランケット物質として注目されている酸化リチウム中に、原子炉の熱中性子照射で生成するトリチウムについて、加熱処理を行い、分離された成分をラジオガスクロマトグラフ法と質量分析法で分析した。市販品およびとくにこの目的に調製した高純度酸化リチウム粉末を、石英等に減圧封入して、JRR-4、Tパイプ照射孔で20分間照射し、照射後100~600Cに減圧下で加熱した。固体粉末から分離したトリチウムはヘリウムガスを通じてコールドトラップを通過する間に、大部分(96%)が捕集されることも確認した。捕集された成分がHTOであることを質量分析法によって確かめたが、HTOの分離過程は、2LiOHLIO+HOと同様にLiOT・LiOHLiO+HTOによるものと考えられる。ラジオガスクロマトグラフ法により、少量成分としてHT、CHT、およびCnH(n=2,x=0,1,2)を認めた。
佐伯 正克; 立川 圓造
Bulletin of the Chemical Society of Japan, 50(7), p.1762 - 1766, 1977/07
被引用回数:1Xe(EC)I反応で生ずるIのメタンとの反応を調べた。CHIの生成にはI、OあるいはSFのような電子捕捉剤が重要な役割を果すことが明らかとなった。CHIの収率は反応系に添加するXeの濃度に著しく依存し、Xeの濃度の増加に従って減少した。Kr、Ar、NおよびOなどを添加することにより、微量のI存在下でのCHIの収率は、8.76.7%がホットアトム反応に、35.88.0%がD状態のIイオンに、31.5I2.0%がP状態のIイオンによって生じていることが分った。この結果を異なった励起過程で生じたIイオンとメタンの反応について報告されている結果と比較し、CHIの生成機構を提案した。
佐伯 正克; 立川 圓造
J.Chem.Soc.,Faraday Trans.,I, 71(11), p.2121 - 2131, 1975/11
Br(n、)Br反応で生ずる反跳Brとシクロプロパンおよび臭化シクロプロパンの反応を調べた。シクロプロパン中でのBr-for-H反応および臭化シクロプロパン中でのBr-for-Br反応の一次生成物c-CHBrは非常に励起されておりCHCHCHBrへ一分子分解する。前者の系での分解生成物はさらにCHBrラジカルへ分解する。一方後者の系の分解生成物は大部分がそのまま安定化するが、一部はBrの放出を行う。これらの分解過程のポテンシャルエネルギー図から、一次生成物の励起エネルギーを求め、Br-for-H反応について4eV以上、Br-for-Br反応について2~4eVという値を得た。
工藤 博司; 茂木 照十三; 保泉 澄
Bulletin of the Chemical Society of Japan, 47(9), p.2162 - 2165, 1974/09
被引用回数:1フローセン(CFCHClBr)のBrによる反跳標識を目的として、中性子照射したフローセン中に生ずるBr反跳原子の化学的挙動を検討した。ガスクロマトグラフ法によって生成物を分析したところ、CFCHClBrの他に20種以上のBrで標識された有機化合物が見い出された。CFCHClBrの放射化学的収率は照射時間に依存するが、最大約38%となり、4mCi-mmol程度の比放射能を有する標識化合物は十分純粋に分離精製することができると結論された。反跳標識の機構を解明するため、CFCHClBr-Br系におけるスカベンジャー効果についても検討し、CFCHClBrの高エネルギー反応収率と化学結合エネルギーとの関連についても考察した。
村田 幹生; 木谷 進
Journal of Nuclear Science and Technology, 9(10), p.622 - 623, 1972/10
抄録なし
柴田 長夫; 吉原 賢二; 寒竹 嘉彦*
Radiochimica Acta, 5(4), p.238 - 239, 1966/00
抄録なし
N.Ikeda*; 吉原 賢二; 海老原 寛; K.Suzuki*
Bulletin of the Chemical Society of Japan, 34(11), p.1705 - 1710, 1961/00
被引用回数:4抄録なし